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運動療法について
1.当スタジオでの運動療法とは?
当スタジオの運動療法は、リハビリテーションの概念に基づいております。
それは、「人として生まれ生きていく、その生活および活動」を支えていくことです。
人は、日々の生活、仕事、余暇、ありとあらゆる活動がありますが、これらが何らかのきっかけで、自分の身体と心がうまく動かなくなった時にサポートが必要になります。リハビリテーションでの「運動」とはエクササイズではなく、人が生きていく為の活動に伴うすべての動作のことを指しています。
「運動が出来るようになる」という目的、目標は人それぞれ。人の身体(体格や使い方)、考え方、心の感じ方も人それぞれ。
その為に当院では、個々にあったプログラムを作成(=パーソナライゼーション)し、お客様の健やかな毎日をお手伝いしていきます。
2.「痛み」「関節の固さ」「変形」の理由は?
人間は環境に適応する生き物です。環境に対する様々な反応の結果、身体の使い方が悪くなり様々な所に痛みが出てくる事があります。これは、①関節が良いところに収まっていない(関節適合性不全)②体幹からのチカラが手足に上手に伝達しない(荷重伝達不全)の為であり、そのまま身体を無理矢理に使っている結果、痛み・関節の固さ・変形が起こります。
3.身体を上手に使うにはコツがある
身体を上手に使うには、①関節の動きが十分、②持っている筋肉が十分に使える が必要になります。
また、脳は関節や筋肉の情報をキャッチして、お互いに連携をとりながら姿勢をコントロール(=姿勢制御)しています。このため、単に関節や筋肉にアプローチするだけでなく脳に身体の使い方を学習させる必要があるのです。

4.背骨と骨盤にアプローチするのが効率がよい理由。
人の身体は、たくさんの骨を靭帯などの周辺結合組織で補強し、筋肉で動かしています。簡単に言えば、背骨は骨盤の上に骨を乗せた積み木状態と同じであり、骨という不安定なモノを靭帯と筋肉で支えているのです。また、人は歩くことで、作用・反作用の法則に基づき床を蹴っただけと同じ力(衝撃)を身体に受けています。この衝撃を緩衝しているのが、背骨の柔軟性である為、背骨や骨盤が正しい位置にないと、余計な力が入って色々なところが痛くなります。
そして、「固有受容器」というセンサーが、自分の身体が空間のどこにあるのかを測っており、関節を始め、身体のありとあらゆるところに存在しています。
「身体の緩衝作用を請け負う背骨の柔軟性」、「上半身と下半身をつなぐ骨盤」、「身体のセンサーを請け負う固有受容器」、それらが豊富な背骨と骨盤にアプローチすることで、脳とのやり取りをスムーズにし、自分にとって動きやすい身体を自分でつくっていきます。




自分にとって善い身体を、自分自身で創り出す仕組みを!
一生付き合う身体を、上手に使う方法を、
自分で気付いて、自分で創って行く仕組み=パーソナライゼーション
日々の生活で身体を快適に使えるようにお手伝いしていきます。

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